抄造工法METHOD
抄造工法とは
抄造とは、紙の原料をすいて紙を製造する日本の伝統技術である「紙抄き」の事です。
抄造工法とは、その「紙抄き」を応用した繊維強化技術で、当初アラミド繊維とフェノール樹脂を水中で混ぜ合わせ繊維強化樹脂を開発、国内自動車メーカで軽量化、
消音目的で金属代替の樹脂歯車、断熱材用途としてストラストワッシャー、クラッチフェーシング等で採用実績が有りました。あらゆる材料で均一な分散、
混合が可能な工法である為、各種の材料と機能材を複合化し新機能材料を開発する事が出来きます。
抄造工法のメリット
・水の中であらゆるもの(重量、大小、長短関係なく)を均一に混ぜ合わせる(分散・混合)ことが出来ます。
・それぞれの材料機能を失うこと無く、特徴を最大限に発揮でき、更に性能の違う材料との組み合わせで新たな、機能材料への展開が可能となります。